sumaking J/24 須磨ヨットハーバーにて 2007年1月から開催されることになった世界一のJ/24草レース

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2016年 8月29日 8月 カウベルのポイントレースレポート
8月のポイントレース、台風の影響か?この季節には珍しい強めの北東後に東風、強い潮と風と波でコミッティのルパンチームが悪戦苦闘、全体的に西に流されながらコース設定。本当にご苦労様です。
予定よりかなり遅れて第1レーススタート、下有利のラインをアウターぎりぎりでいちもくさんと絡みながらスターボスタート、いちもくさんはアウターマークぎりぎりにスタート。カウベルはそのすぐ上でスタート。しばらく至近距離で並走するが艇速に勝るいちもくさんは前でポートに返し、カウベルの10艇身ぐらい上でふたたびスターボにタック。何とかついていこうとするが出道くんの巧みなハンドリングでいちもくさんは昇り、スピードともに勝りじりじりと離されていく。しばらくすると目の前に黒いぼんてんが二つ。バウからコールはしたがヘルムス田中はその二つのぼんてんの間を通ろうとした。ところがそのふたつのぼんてんはロープでつながれており、カウベルはそれに巻き込まれて大トラブル・・。艇は完全にストップし、このまま抜け出せないでいるとリタイアか・・・と思っていたところ、なんとかうまい具合にロープがキールからはずれ、脱出できた。そのころ、いちもくさんはポートで南海面へはるか遠くへ行ってしまった・・・。
 気を取り直して左海面からマークをアプローチ、はるか遠くで最初から右海面を取ったファンタジアンがいちもくさんより先行し、全艇のトップ回航。そのすぐ後をいちもくさん、次にアップウインド、少し離れてカウベルと1上を回る。下マークでは強風下、安全策で早めにスピンを下したファンタジアンをいちもくさんが交わしてトップ交代、カウベルはアップウインドの次、4番手で回航、また左海面を取るが今度はジブハリヤードの外皮が切れ、切断寸前になる。ハリヤードにテンションを入れることができず、ゆるゆるで完全断裂しないことを祈りながら上マークへ、リフトの風をうまくつかめたのか、2上でアップウインドをかわして3位で回航、そのまま3位でフィニッシュ。スピンランの後半では次のレースに備え、ハリヤードの交換業務をしていました。

第2レース、やや上有利だったと思う。ラインのやや上よりでジャストスタート。またもやいちもくさんについていこうとするが、このような波の高い海面ではスキルに勝るいちもくさんが徐々に離れていく。さすがはスナイプチャンピオンだ・・・。今回も左海面を中心にややリフトの風に乗りながら1上をいちもくさんの5艇身後ろで2番手回航、かなりダウン気味で走り、いちもくさんとマークの間に入ろうとするが、マーク手前で風が弱まり、仕方なくバウアップせざるを得ず、いちもくさんの後ろに着く。1下も2番手回航。その後順位は変わることなく、J24の中では2番でフィニッシュ。そのすぐ後をアップウインドがフィニッシュ。抜かれなくてよかった・・・。今日はハングオーバーは3人でレース。さすがにこの強風ではきつかったようで、成績はもうひとつと言う感じだった。でも前週のハングオーバーは練習では圧倒的な昇りの速さがあり、艇はよく仕上がっているように思えた。
カウベルは他の艇に比べ、上り角度が悪く、いまいち戦いづらい・・・。世界選手権まであと僅か、しっかりと整備、チューニングそして練習をして挑みたい。