sumaking J/24 須磨ヨットハーバーにて 2007年1月から開催されることになった世界一のJ/24草レース

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2015年 4月21日 2015年4月19日須磨キングレースレポート
2015年4月19日須磨キングレースレポート
byファンタジアンの橋本

 曇り時々小雨の天気で風は弱い。0〜3ノットにリグテンションをチューニングする。
今日の須磨ヨットクラブポイントレースはレーサー9艇内J24は4艇全部出ている。ハングオーバー、アップウインド、カウベル、ファンタジアンである。ホワイトクラス4艇を加え、全13艇同時スタートでレースが行われる。レースコースはソーセージ2レース。

 1レース目、スタート時は風は東からの軽風。スタートラインは10度くらい上有利。潮は戻される潮1ノットくらい。上一を狙ってその通りスタートできた。3秒遅れくらいだが、フルスピードでいいスタート。タックを返してくる船はみんな後ろを通る。いつもスタートで出遅れることの多いファンタジアンだが、今日はうまくいった。

 最初の上り、しばらくフレッシュウインドで気持ち良く走っていたが、ファー31セントエルモの影響を受けるようになってきた。それに沖のほうが風がありそうなのでタックして沖に向かう。それが当たってかなりリードできた。しかし岸のJもいい風をつかんで追い上げてくる。なんとか一上はJのトップで回れた。スピンランもリードを保って、1回目の下マークもJのトップで回れる。しかしその後抜きつ抜かれつでフィニッシュのときは沖からスターボのファンタジアンと岸からポートのアップウインドがほぼ同時にフィニッシュラインに近づく。

 ファンタジアンの前には同じくスターボのホワイトクラスヤマハ26Cステルンがいる。スピードはファンタジアンのほうが速いので追い越せそうだが、下を通ってはアップウインドには勝てない。何とか登らしてフィニッシュライン15m手前くらいで上突破し、フィニッシュライン10m手前でポートにタックを返してラインに向かうが逆潮の上、風が弱く艇速がつかない。アップウインドはポートのままスピードを付けてフィニッシュラインに近づいてくる。どっちが先にフィニッシュできるか・・・?ホーンが2秒間隔で2回なった。かろうじてファンタジアンはアップウインドに勝つことができた。アップウインドには悪いが、ラッキーだった。これで3月の2レースを含めて今年の3レースすべてJで1位。とても幸先がいい。

 その後、風がなく。風待ち1時間。2時以降はスタートしないと朝の艇長会議でコミッティのイズモの熊さんが言っていて、みんな帰りかけている。ところが2時11分前に回答旗降下。2レース目が行われた。風は西に変わっている。

 ファンタジアンもすぐセールを上げてラインに向かうがラインはかなり下有利。下マークまで行き着けない。かなり遅れて不利な上からスタート。途中風が強くなりフルハイクのときもあるようになる。途中追いついて抜きつ抜かれつの状況。4レグのランニングフィニッシュだが、最後のスピンランでみんなに抜かれてしまい、Jのビリでフィニッシュ。それでも時間差は小さく、1分の間にJ4艇全部がフィニッシュした。ファンタジアンは3位のJとの間に修正13秒差でいちもくさんに入られて、2レースの合計得点が10点の艇が5艇。レーサークラス3位から7位まで全て10点の同点だが、レーサークラスの成績は1レース目5位、2レース目5位のファンタジアンが一番悪くて7位となってしまった。2レース目があと14秒早ければレーサークラス3位だったのに残念。

 2レースとも途中はJ同士僅差で競い合って、とても楽しい1日だった。