sumaking J/24 須磨ヨットハーバーにて 2007年1月から開催されることになった世界一のJ/24草レース

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2012年 3月25日 3月ポイントレース 平松さん ラストラン
 11時のレース開始に向けて海面に出てみたものの、全くの無風状態、今日は平松さんの東京転勤前のラストレースと言うのに、こりゃノーレースか・・・。と思っていたが、1時間弱の風待ちの後、ごくわずかな西風が入りだして、コミッティはスタート準備、「え〜これでスタートするの??」と思ったが、だんだんと順風になり、コミッティのナイスな判断に感心しておりました。
 1レース目、下有利ラインだったので、ほぼ下イチからスタート、風は左右ほぼイーブンであるが、軽風なので、逆潮を意識し、逆潮の弱いと思われる岸側右海面を中心に走った。スタートでは先行しつつも、軽風では圧倒的なスピードを誇るファンタジアンに1上中盤でかわされる。なんとか追いつこうという展開では少し無理をするので、1上、2上マークともほとんど入れるか入れないか、ぎりぎりのアプローチ(2上は入れなかった)。スピンランもいつもより落とし気味で走るが、差はむしろ広げられ、ファンタジアンに先行されたままフィニッシュ。結局、1上マークでシューティング、2上マークでのスピードの乗らないまましなければならない2回のクイックタックで艇速を落とし、下レグでは追いつきたいがためのVMGを無視したダウンインドし過ぎの走りはよくありませんでした。反省・・。
 2レース目、風は6〜8ノットぐらいか・・。ほぼイーブンのスタートライン。ヘルムス田中はスタート前1分を切っても運営艇よりレイラインの外でマニューバ、バウマン小寺は艇速の早いミドルボートがいるため、入れない可能性がある旨を気にしたが、田中はこの展開では他艇がやり過ごしてスタート時にはマークボート付近は空くと予想していたようだ。結果は田中の思惑通り、マークボート付近が空いて、上イチスタート。しばらくハングオーバーと並走したが、上り角度、スピードともハングオーバーのほうが良く、徐々に後れを取る。やはり昇りのスピードはまだまだ戦えるものではないことを痛感する。1上では途中、ファンタジアン、ハングオーバーに先行されるも、マーク付近でうまくシフトを利用出来、一番で回る。
昇りは遅いが下りは早いカウベル・・。早めのジャイブも偶然ながら風のシフトとうまく合い、1下、2下とも良いコースを取ることがでた。このへんのシフトを利用したコース選択を偶然ではなく、必然にしたいものである。最後の昇りは2番手のハングオーバーとは10艇身ぐらい離れていたが、気を抜かずしっかりとカバーしてそのまま1位でフィニッシュ。
結果須磨キングでは2−1となり、トータル1番。また、ポイントレースのほうも優勝出来てしまいました。26年間コンビを組んだ平松さんのラストランを最高の形で締めることが出来てラッキーでした。
本当は鬼(アップウインド)のいぬ間に須磨キング1−1と行きたかったのですが、贅沢は言ってはいけません。今月はこれでヨシとしましょう。
 カウベルは昇りのボートスピードには課題が多く、マストステップ位置の変更を検討していますが、マストステップ位置に今だ大いに悩んでいる某ヨットクラブ新会長艇を見ていると、裏目に出る可能性が怖くてなかなか実行には移しにくいのが現状であります。
来月も頑張ります。
(写真はコミッティ浜田さん提供)